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2008/03/20

巨星落つ【アーサー・C・クラーク】

(以下、朝日新聞より引用)

映画化された小説「2001年宇宙の旅」などで知られる英国人のSF作家アーサー・C・クラークさんが19日、移住先のスリランカで死去した。90歳だった。

Clark

 17年、英国サマーセットの農家に生まれた。46年に発表した短編「太陽系最後の日」でSF作家として注目を集めた。
 その後、「幼年期の終わり」「都市と星」など話題作を次々発表。アシモフ、ハインラインらと並び、世界のSF界を代表する作家となった。科学の最新知識を採り入れて描く宇宙像や未来像の高い予測精度で評価されている。
 68年、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」で原作と共同脚本を担当。完成された映像と哲学的な主題で、今もSF映画の金字塔とされる。続編となる小説「2010年宇宙の旅」「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」を書き継いだ。
 ダイビングを愛し、スリランカの海に魅せられて56年に移住。同国の伝説をもとにした「楽園の泉」を発表。「宇宙のランデヴー」に続き、この作品でもヒューゴー、ネビュラ両賞をダブル受賞した。
 精力的に小説を発表する一方で、科学技術の振興にも尽力。95年には英リバプール大の名誉博士号を受けている。

(引用終わり)

 最近はそうでもないが、「SF?子供向け小説でしょ?」と思われがちな風潮がある。所謂「純文学」より一段も二段も低く見られるのは現在でも変わらないのは事実だろう。
 しかし、一体どれ程の日本人がクラークの作品を読んだことがあるのだろうか?単に映画『2001年宇宙の旅』の原作者として認識されている程度なのか?もしかしてキューブリックは知っていても、クラークは知らないのかも・・・
 私は小学校の図書館に並んだ、ハヤカワ文庫によって読書の面白さを知り、活字ジャンキーに育った。今日では読書分野が偏らないように心がけてはいるものの、どうもSFコーナーは大きくなるばかり。興味の無い方には、あまりなじみの無い事だろうが、クラークはロバート・A・ハインラインアイザック・アシモフとならぶSF界の巨頭。その最後の巨星が昨日スリランカの空に落ちたのだ。
 心よりご冥福を祈る。そして、ありがとうございました。

 「SF?(苦笑)」と、若干小バカにした読まず嫌いの方がいらっしゃるなら、是非一度彼らの作品を読んで欲しい。もし私に思春期の子供がいて、「何か夏休みに読む面白い本を教えて?」とたずねられたら以下を薦める。

『幼年期の終わり』(クラーク)

『夏への扉』(ハイライン)

『神々自身』 (アシモフ)

【ご注意】
ハイライン一部の作品は、大人になるまで読ませてはいけない危険な本です。特に以下の2冊は要注意!私はガキの頃に読んで大きく影響を受け、反社会的になってしまった。(苦笑)

『異星の客』 (SFというより、ヒッピーカルチャーでの知名度が高いですね。)
『月は無慈悲な夜の女王』
 (革命家に育てたいなら是非!)

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