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2009/12/20

【オカムラ コンテッサ】機能美のルーツ

 ガキの頃のスキー三昧のせいか、90年代にフロアで遊びすぎたせいか、最近腰が弱くなっている。恐らく144BPMで前後左右上下と、骨盤を圧縮、背骨をひねり、頸椎をねじり続けてきたのが、祟っているんだろう。

 最近、デスクワークの長い日が続き、腰がカッチカッチに固まってしまい、夕刻になると腰痛が酷い。オフィスの窓ガラスに、うつむき加減で、腰をトントンと叩く自分の姿が、映っているのを発見し、情けなくて涙が出る。
このまま腰が悪化すると、本気で仕事に差し障りそうであった。
(酷いときは、朝、布団から起き上がるのに、小一時間もバタバタする)

 オフィスの引越を契機に、好きな椅子を買っても良いとお許しが出た。
以前、友人の映像クリエーター愛用のコンテッサに座らせてもらい、そのあまりの座り心地の良さに心酔させられたので、私も迷わずオカムラのコンテッサを依頼した。 

Contessa2

 100万円近い、成金趣味の本革のエグゼクティブチェアーには興味はない。
あんなのは値段の割には、機能性を全く備えていない、見かけ倒し。張り子の虎だ。
実際、夏に外回りから帰ってきて、汗で重くなったスーツのパンツが、太もも裏に、ベットリ張り付く、重厚な本革シートを選択する意味がワカラン。
#全ての移動がエアコンの効いた運転手付きの車の身分なら、良いのかもしれないが...。

 機能性重視のオフィス向け椅子というと、ハーマンミラーのアーロンチェアが代表格だろう。アーロンチェアは確かに素晴らしい。が、そのコンセプトは、モニターに、かぶりつきの前傾姿勢が基本となっている。

 俺の執務姿勢は、座面を一番低くして、腰を後ろに深く押し込みつつ、軽くリクライニングをさせた姿勢。つまり、モニターを下方から見上げるような、だらしない姿勢で座るのが一番しっくりする。(女性社員からは、ビジネスマンにはあり得ないのダラシナイ格好だ!と非難されるが、そんなのはあっさり聞き流す。)

 で、コンテッサの使用感ですが、すこぶる快適です。すっかり、腰痛も軽くなりました。
各部が細やかな調整がきき、自分の好きなポジションを作れます。何よりリクライニングが手元で、固定したり、解放したりできる機能がありがたい。
PC作業の時は、後傾ポジション。
紙面に文字を書く時は、前傾ポジションと簡単に切り替えられるのが抜群に便利。
欠点らしい欠点は特に見つからないが、強いて言えば、ヘッドレストの造りが、プラスチッキーで、固定力が弱いところかな。

 まぁ、椅子としての機能もさることながら、ジウジアーロのデザインっつうのが、心の琴線に触れているのも事実。
 ジウジアーロは、アルファロメのジュリアランチアのデルタランボルギーニのミウラフォルクスワーゲンのゴルフのデザイナー。
#かつて日野自動車が作っていた自家用車のコンテッサは関係ない。
国内でも、NikonのF3以降のFシリーズや、セイコーの時計なんかのデザインも彼の手によるものだ。彼のインダストリアルデザインで、俺のガキの感性の真ん中を突き、今に続く、機能美の感性を育てたといっても過言ではないと思う。

Nikon_f3

 しかし、折角の優れたデザインも、ゴミゴミした狭いオフィスにあっては、そのデザインが全く活きてこないのは、至極残念である。

 もう少し、財布にゆとりが出来たら、なんとか家の仕事机の椅子もコンテッサにしたいが、今の財政状況じゃ、当分無理だろうなぁ。

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